川北英隆のブログ

撰原峠子安地蔵菩薩立像へ

撰原でバスを降りる。バス停の向かいに右手へと車道が上がっている。それが撰原への道である。その入口に「撰原峠子安地蔵菩薩立像」の説明書きがあった。「今日の山歩きは短いことやし、立ち寄ろかな」と思った。
撰原の村はすぐである。その中心部と思える四差路にお地蔵さんへの案内の杭(案内板ではない)があった。それに従って左の道に入った。その車道を道なりに歩いて峠に出たのだが、そこにはお地蔵さんがなかった。
グーグルマップによると民家の奥に印があったので、峠の横の民家の庭にあるのかなと思ったが、犬が吠えている。民家の男性がこちらを見ている。
仕方ないので引き返したところ、少し下がった場所に別の民家の間を西に向かう道がある。「ひょっとして」とひらめいた瞬間、お地蔵さんへの案内の杭を見つけた。
その道を上がっていくと茶畑の横を通り、左にこんもりとした林を見るようになる。その林の中に空間が広がり、子安地蔵菩薩立像があった。
鎌倉時代、奈良と信楽を結ぶ街道が撰原を通っていたという。そのかつての撰原峠にお地蔵さんがある。像の横に1267年(文永22年)と彫った年が記されているとのこと。年月により細かな模様がすり減ってしまっている。
立派なお地蔵さんだった。予定していなかっただけに、「今日はいいことがある」と思ってしまった。
上の写真は撰原峠子安地蔵菩薩立像である。下はお地蔵さんへの入口である。中の空間には小さなお地蔵さんがたくさんある。
20230305撰原峠子安地蔵菩薩立像.jpg

20230305お地蔵さんの入口.jpg
追記:グーグルマップに撰原峠子安地蔵菩薩立像の位置情報の修正を依頼しておいた。

2023/03/05


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