川北英隆のブログ

韓国慶州の銘酒とは

我らの岸田首相が韓国の伊大統領を訪問した。12年ぶりだとか。外交上の話し合いは別にして、大統領公邸で夕食会が開かれたそうで、その内容に目がいった。
僕が韓国に旅行したのは、直近では2008年である。15年間ご無沙汰している。日本の首相よりも長い間のお休みだ。その原因の1つは登る山が尽きてきたことにあるのだが、もう1つは韓国の治安の問題である。
韓国全体の治安が悪くなったわけではなく、日本人だとわかると、たとえばレストランで何をされるかわからない。そういう日本人特有のリスクを想定しておく必要がある。
それを別にすれば(もう1つ、読めない韓国文字の問題もあったが)、韓国には魅力がある。食事は全体に美味い。プルコギは甘いので好きではないが、宮廷料理が良かったし、サムゲタンもビビンバもキムチも海鮮料理もいい。
それにアルコールである。キイチゴの酒、覆盆子(ボクブンジャ)は前に書いた。それと、今回大統領公邸で出されたという慶州の清酒である。ネットニュースに銘柄名は書かれていなかったが、多分「法酒(ほうしゅ)」だと思う。
この法酒、1980年代の後半だと思うが、有楽町の韓国焼肉店で初めて飲んだ。冷やして飲む。これが抜群だった。日本酒に似ているものの、日本酒嫌いだった当時でも「美味い」と思った。その後、その店で法酒が消えていき、他の日本の店では扱っていなかった。
1994年だったか、韓国経由の便で旅行したことがある。帰り、韓国の空港で土産として(韓国旅行ではないのに)買ったことがある。
その後も韓国旅行の際に探しているのだが、真剣さが足りないのか見つかっていない。韓国のレストランでも飲んだことがない。1994年以降、一滴も飲んだことがないというのは嘘っぽいなと思うもののも、飲んだとしてもどこでだかは思い浮かばない。
そこでネットで売っていないのか探したのだが、品切れだった。オークションで出品されることはあるようながら、そこまで努力しようとは思わない。根気よく、思い出した時にネットで探すしかないだろう。韓国に旅行する機会は今後も少ないだろうし。

2023/05/08


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