川北英隆のブログ

上中から千石山へ

天徳寺から上中まで戻った。バスは1時間に1本しかないので、2停留所の間、約1.3キロを歩くことになる。問題は、上中からの登山口を見つけられるかどうかだった。
実は、学生がバスを降りた上中中学校付近が登山口だとはわかっていた。しかし、中学校の校内に登山という変な格好で入るのは、この昨今、はばかられる。中学校の正門前を通り、「多分、体育館の裏やな」と感じたものの、構内を通らずにどのようにして行くのか。
裏手から回るか。少し薮こぎがあるかもしれないが、登山ルートの尾根にダイレクトに上がるか。そのどちらかだと思い、学校の東側に回り込んだ。墓地があり、そこから尾根に上がろうとしたのだが、何と獣避けの柵がある。その外側に踏み跡があるので、仕方ないのでそれをたどって体育館側に下った。柵の中に赤いテープが見えたので、登山ルートに間違いない。
体育館の裏手に出ると、そこに「千石山登山口(市場コース)」と書いてある。「市場」とは付近の村名である。問題は柵なのだが、電気柵であり、「危険、さわるな」とある。電気が通っているとは思えないものの、落ちていた木の枝を使い、鍵を外し、扉を開け、鍵を締めた。なお、後で調べると体育館は学校の施設ではなく、上中が属する若狭町の町営らしい。それなら体育館の正面から入ってよかった。
登山口からは尾根に沿って登る。最初は雑然とした林の中に不確かな踏み跡がある。そのうち松が多くなり、踏み跡がはっきりとする。と安心していたら、尾根の傾斜が急になる。
327mの独立標高点を過ぎると、「よもん平コース」(井ノ口からの道)が西側から合流する。その後、杉の植林の中の急斜面を直登することになる。滑りやすい。やがて広葉樹が現れ、道が斜面をジグザグに刻み始め、登りやすくなる。
木の間から千石山らしきピークが行く手の東側(左手)に見え始める。さらに東奥には(高島トレイルの)武奈ヶ岳と三重岳が大きい。
平らな稜線に達すると、西側から「天徳寺コース」が合流する。かすかな踏み跡があった。合流点以降は広葉樹林の中の道が続く。自然が残る、なかなかの稜線である。最後に一登りすれば千石山の山頂だった。広葉樹林の中に三角点(682.4m、点名は日笠村)がある。展望はないものの、気持ちのいい山頂だった。
上の写真は千石山の山頂である。下は駒ヶ岳に向かう尾根から見た千石山である。千石山の全貌を撮れたのはこれのみだった。
20231014千石山山頂.jpg

20231014千石山を.jpg

2023/10/14


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