川北英隆のブログ

ついでに舞鶴の四面山

青葉山は遠いうえに小浜線を使わないといけない。その小浜線は本数が少ないから、なるべく早く下山するのが望ましい。以上の理由から、朝一番の山陰本線に乗り、綾部経由で東舞鶴駅に出ることにした。と、駅での小浜線の乗り継ぎに1時間ある。どうしたものか。
元の会社の財務企画部で仕事をしていた時、TY課長が舞鶴出身だと語っていた。初めての訪問なので、乗り継ぎの1時間を使い、どんな町か見物しようかなと地図を眺めたところ、山がある。四面山(60m)である。その少し先には三角点(95.9m、点名は羽崎)もある。1時間あれば登れると考え、決定した。町の散策は次の機会に譲った。
7時50分過ぎ、東舞鶴駅の北口を出て、霧が残る町中を北西に向けて歩いた。小さな川を渡り、寺に出る。得月寺とあるが、その寺から先、道がなかった。
少し戻り、四面山の北側を通る車道に出る。切通状の箇所に石段(コンクリート製)がある。通行止めの雰囲気があり、落ち葉で半分隠れているが、「これしかない」と石段を上がった。
上がり切ると広場に出る。お地蔵さんが道標のように二体ずつ並んでいる。広場の先に忠魂碑がある。そこから南に向かって少し上がった箇所が四面山の山頂らしい。コンクリート造りお堂のような建物があった。お地蔵さんを道標にした歩道が続いていた。
時計を見ると、道不案内だったため、小浜線の時間に間に合うかどうか、ぎりぎりになっていた。依然として続くお地蔵さんを見つつ、急いで南へと下り、竹混じりの自然林の中を登りなおす。三角点は道の少し左手(東)にあった。
三角点を確認し、急いで往路を戻った。四面山の山頂付近には得月寺の境内に下りられそうな道があるものの、確認する時間がない。行きの石段を下り、車道に出た。
その後は一番近そうな川沿いの車道を使い、駅に戻った。8時44分の小浜線の発車時間まで5分を残していた。小浜線はICカードが使えない。自動販売機で切符を買い、2分くらい残して何とか電車に乗り込めた。
上の写真は四面山の先の三角点、下は得月寺と奥に四面山である。
20231028三角点波崎.jpg

20231028四面山方面.jpg

2023/10/28


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