川北英隆のブログ

三嶽へ

小金ヶ嶽で展望を楽しんだ後、西へと下った。三嶽が大きく見えるし、振り返ると小金ヶ嶽も大きいのだが、岩場が多く、ルートの目印が少ないため、展望をゆっくりとは楽しめない。
一箇所、右に曲がるべきところを直進し、間違って斜面を下ってしまった。多くが間違っているようで、踏み跡があった。
小ピークを越えて大きく下ると岩場が終わり、ルートは植林の中の小さな谷に入る。植林を利用したアドベンチャー施設の中を通り、県道に出た。大タワ(山+定)である。大きな駐車場もある。
車道を横切り、左手方向に進むようにして三嶽へのルートに入る。ここで初めて登山者に出会った。三嶽への道は広葉樹林の中、しっかりと付けられている。岩場はなく、急な斜面には段がしっかり切ってある。上部の広葉樹林の紅葉はほぼ終わり、冬枯れの季節に入っていた。
山頂部は少し長く、小さなピークが複数ある。祠の横をすぎると三嶽の山頂だった。休んでいると登山者が2組、登ってきた。
山頂には一等三角点(793.2m、点名は御岳山)がある。東側の展望は林のために得られないが、それ以外は非常にいい。小さな電波施設が山頂の西端にあるものの、横に回れば西側も見える。
昼食がてら調べていると、北側には大江山、青葉山、長老ヶ岳の姿があった。多分、百里岳方面(三国岳?)も見えていた。南には篠山盆地の南側の山や、その南西にある西光寺山も見えていた。
この三嶽と小金ヶ嶽のコースは1986年に歩いている。火打岩から直接、三嶽に上がり、大タワを越して小金ヶ嶽を往復し、大タワから火打岩へ下ったようだ。火打岩へは、行きはバス、帰りはタクシーを使っている。
当時のコースは草深かったように記憶している。今ほど歩かれていなかったのかもしれない。小金ヶ嶽への岩場もかすかに記憶に残っている。それ以外は忘却の彼方か。
上の写真は下りから見た小金ヶ嶽である。下は三嶽の三角点である。
20241123小金ヶ嶽を振り返る.jpg

20241123三嶽山頂.jpg

2024/11/23


トップへ戻る