川北英隆のブログ

国見山へ

高峰山から下り、東側の県道に出た。次に国見山を目指すには県道を北に歩けばいい。すぐに別所の村落に着き、泥かけ地蔵のある分岐を左に折れ、ゴルフ場(ヤマトCC)を目指す。国見山へと続く稜線の東端近くの三角点(666.2m、点名は長谷)へ最初に上がるためだ。
ゴルフ場のクラブハウスまでは車道なので簡単ながら、その後で道を間違った。クラブハウスでも、その先の練習場付近でも、従業員が「怪しいやつ」と我々を睨みつけていた。
練習場の手前、小さな池の傍にハイキングコースの表示があり、その先で道が分かれる。1つは練習場方面へ、もう1つはゴルフ場の施設から上部に伸びる階段状の道だった。
練習場は球が飛んできて危険かなと思い、階段状の道を選んだ。途中までは広く刈り払いされ明瞭なのだが、実は水施設用の道だった。コンクリートで覆われた水槽の先はヤブである。「間違った」と気づいたものの、すぐに稜線だと思って適当に歩いた。実際、すぐに稜線上の整備されたコースに出た。国見山と三角点の間、かなり三角点寄りだった。
まずは三角点を目指した。小さなピークから少し南に向いて下り、登り直すと三角点のピークに出る。展望はない。ピーク名もなく、代わりに「666m峰」との標識がある。
三角点ピークを確認した後、尾根を戻り、国見山を目指した。なだらかな尾根に広いハイキングコースが続いている。別所への道(ゴルフ場を経由しないルート)を南に分け、登っていくと落葉広葉樹と松の目立つ林になり、すぐに国見山に着いた。680mの独立標高点ピークでもある。
2014年当時と同様、昼飯を取りつつ、奈良盆地の展望を楽しんだ。曇天かつ春霞の天候だったが、奈良盆地の西側を区切る金剛、二上、生駒が見え、その手前に畝傍、耳成、矢田の丘を確認できた。北側には、木の間から高円、春日の姿もあった。
写真、最初は666mの三角点ピーク、次は国見山の山頂である。3つ目は国見山なのだが、今回のものではなく、2014年のGW明けに登ったときのものである。
20250423三角点666.jpg

20250423国見山.jpg

2014510茶畑からの国見山.jpg

2025/04/23


トップへ戻る