川北英隆のブログ

大文字山でのトレーニング

前回の山歩きから2週間が経った。できれば毎週、最低でも隔週に山歩きをして筋力を維持しようと思っている。しかし、「梅雨明けしたらしい」とのご宣託以降、暑いのだが雷雨が遠近で続く日々になり、簡単に山に入れない。そこで大文字山頼みとなった。
6時前に家を出て大文字山に入った。そんな朝の気温は26度台、湿度は80%以上と、ちょっとしたサウナである。山には鳥の声がほとんどない。セミもまだ早いのか、鳴き声一つしない。カラスが1羽、ミズナラの林の中を無言で飛んだ。
山頂に着き、念のためにと水を口にした。ところが、意に反していくらでも飲める。1リットル近く持参した水の半分近くを飲んだ。
ここ数日、大文字でも雨が降ったのだろう。道には沢となった名残がある。そんな状態だから、大文字山を下るのに谷沿いの道を選びたくない。そこで少し追加の登りがあるものの、ほとんど谷を下らなくてすむ中尾城址経由の道を選んだ。
予想通り、水気の少ない道であり、快適だった。しかし問題があった。下山後に水場がないことである。途中で気づいたが、「まあ大丈夫だろう」と中尾城址から下った。銀閣寺横の道路の手前まで戻り、持参した水の残りを飲んだのだが、それでも水分が不足気味で、足取りが重くなった。
家に帰り、水と茶をグビグビ飲み、扇風機に軽く当たり、何とか元に戻った。夏のトレーニング、昨年も同じで、岡崎通りの天皇陵の石の上に座り、渡ってくる緩やかな風を楽しんだなと思い出した。
写真は大文字山山頂である。本来見えるはずの京都市内が靄っている。
20250705大文字山山頂.jpg

2025/07/05


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