昨日、8/7は立秋だった。太陽が少し傾いたなと感じる。盆を過ぎると、その太陽の変化がよりはっきりとする。とはいえ最近の立秋は「骨太」や「人財」と同じで、ネーミング倒れやないかと思ってしまうのだが、今年の立秋は少し頑張った。
どこが違ったのかというと、「秋とは言わんまでも、酷暑が終わったかな」と思わせたから。京都を例に状況説明である。
最高気温の「長期間体温超え」が始まったのは7/20、それが立秋の前日、8/6まで続いた。ちなみに8/7の最高気温は34.2度だった。これでも暑いのだが、今年の京都の最高気温の最高値39.6度に比べると5度以上「涼しい」。
「長期間熱帯夜」が始まったのも7/20、それが立秋の日まで続き、翌8/8の24.2度で途切れた。8/7の明け方は28度台にしか下がらなかったが、その前後に少しだけ雨が降った。寒冷前線の通過に伴う雨だったため、その日の夕方から気温が下がり、8/8の「熱帯夜明け」につながったわけだ。
その雨だが、京都地方気象台のある中京区では7/19から降っていなかった。厳密に言えば、近くを通った入道雲からの「セミのオシッコ」はあったのだが、要は1粒、2粒に過ぎなかった。この酷い状態も8/7で終わった。もっとも当日の雨量はわずか6ミリだが、セミのオシッコよりはましだろう。
もう1つ、1日の平均気温を見ると、7/20から30度超えが始まり、8/6まで続いたのだが、やはり8/7の立秋で終わった。
これで秋がやって来るわけではない。とはいえ、涼風が少し吹き始めたようでもある。今年の猛暑もようやく峠を超えたのだろう。そうでなくては死んでしまう。
2025/08/08