いつの間にか後期高齢者になっていた。というのは嘘で、市役所から後期高齢者用の保険証が届き、今までの健康保険組合の保険証を郵送で返却した。変化はこれだけかなと思っていたところ、電話がかかってきた。
ネットではない対面の大手証券会社からである。実は先月だったと思うが、電話があり、外債の乗り換え(満期の長期化)案内をしたいので資料を送るとのことだった。多少興味があったのに、「まだ届かないな、忘れられたのかな、残りの健康人生が10年あるかどうかやさかい、どうでもええけど」と思っていた矢先だった。
電話の用件は、後期高齢者に到達した顧客の健康状態(つまり脳みそが正常かどうかを中心にしたチェック)と、客の投資方針に変更がないかどうかを調べないといけないのだとか。
別の対面の大手証券会社で同じような議論をしたことがある。金融庁が発端となり、証券会社が老人に無理な売買をさせないように、然るべき措置を取らせている。
どちらが悪いのかはともかく、老人からの苦情が、とくに損失が出た時に多いのだろう。証券会社としては必要以上に後期高齢者に近づかないようにしないと、金融庁に怒られる。
ではネット証券はどうなっているのか。こっちは客が勝手に売買注文を入れるので問題ないとのことか。でも、醜い違う、見にくいサイトがあり、注意深くないと、たとえば売り注文と買い注文を間違えそうな場合がある。実際、1回だったか間違えた。もう少しサイトの画面や手順を親切に設定してほしいと思う。
以上はともかく、電話での後期高齢者向け試験に合格したのだろう、資料を送るとのことだった。
2025/08/14