今回の大文字山のトレーニングで感じたことが2つある。1つはトレイルランニング、もう1つは外人だ。
トレイルランニングなんて追放すべきだと思っている。大文字山はトレイルランニングの基礎コースになっているようで、昨日も少なくとも2人見かけた。というのも、それらしい格好をしているのだが、暑さのせいか歩いているのが他にも何人かいたので。
そのうちの走っていた1人は、こちらが後ろから迫る足音に気づいて脇に避けたから良かったものの、そうでなければぶつかられるか、相手が転ぶか、ハイキングコースに覆いかぶさる木の幹に頭をぶつけるかのとこだった。
そもそもトレイルランニングは足というか膝に良くない。素人が無暗に走ると膝を痛めるに決まっている。もしくは道に露出した岩に躓き、いつか大怪我するだろう。
読売新聞のネットの記事に「富士山の登山者が減った」「とくにトレイルランナーの減り方が著しい」と書いてあり、いかにも「トレイルランナーを増やさないと」と言いたげだった。「馬鹿げてる」と思う。富士山が日本の宝なら、その宝を壊さないため入山者を制限するのが当然である。何回も書いたように、他の山もそれでいい。水も山も空気も無制限な時代は遠の昔に終わっているのだから。
もう1つの外人とは、2回目の山頂からの下りだから10時台だったが、そこで10人以上の団体に出会ったことだ。道の狭い箇所だったのでこちらが待ったのだが、何の挨拶もなかった。山では「ありがとう」が常識であるし、常識と言わないまでも、何らか挨拶するのがすがすがしい。
「何ちゅう奴や」と思った、相手は白人系ながら「ベルベル的」(ギリシャ語が語源らしくて、訳すと、わけのわからない言葉を話す者)だったから、「お前は誰や」とか「あほんだら」ってどう叫ぶのか思い浮かばなかった。
大文字山までオーバーツーリズムである。この際だから石破はん、「海外からの入国者には200ドルを課し、それを食料品に対する消費税減税の財源とする」とか宣言したらどうだろうか。「ついでに国立公園への入域料を課す」というのもある。観光関係の業者は不平を言うだろうが、多くの国民が喜ぶに決まっている。そうすれば安倍はんみたいに、次の次の椅子を狙えるだろう。
2025/09/10