川北英隆のブログ

山伏峠へ

海ノ平(941m)から独立標高点895mの鞍部へと緩やかに下っていく。愛鷹山が見え、さらには次に目指す山伏峠の三角形のピークも見える。気持ちの良い草原歩きと言いたいのだが。
つや消しなのは自動車専用道路が左手横に迫ることだ。笹薮が続くので道路は基本的に隠されているものの、時々真横を通る箇所もある。歩行者侵入禁止の標識がある。
鞍部から緩やかに登る。右手に芦ノ湖、左手に駿河湾が見えてくる。その先にドライブインがある。展望が得られるから施設を作ったのだろう。ハイカーも立ち寄れるようだ。
そのすぐ上が山伏峠の山頂である。斜面には立木がなく、背の低い笹原に覆われ、展望が得られる。ただしハイキングコースは山伏峠の東側を通り、山頂には立ち寄らない。その代わり、山頂への道がハイキングコースから左側に分かれ、展望コースが整備されている。
展望コースに入ると、山伏峠(1035m)の山頂はすぐだった。山頂には三角点はなく、独立標高点だけである。北側には立木があるのだが、南側は立木が伐採されたのだろう、芦ノ湖と箱根の主峰、伊豆半島、駿河湾と静岡方面、愛鷹山が見えた。富士山も見えるらしいのだが、山頂には雲がかかっていた。
山頂からの展望を楽しみながら、早い昼飯にした。その後、道は山頂を越していないのでハイキングコースまで戻り、次の三国山を目指した。
上の写真は海ノ平の下りから見た山伏峠、下は山伏峠山頂からの沼津方面と駿河湾である。
20251121山伏峠を望む.jpg

20251121山伏峠からの駿河湾.jpg

2025/11/21


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