川北英隆のブログ

山の展望を楽しむアプリ

土地勘のない地域で山を歩くと、山頂で展望を楽しんでいても、見えている山の名前が判然としないと不満が残る。先の飯盛山(春日山城跡)での展望もそうだった。そこで思い出したのが、スマホをかざすと山名が表示されるアプリである。それを買うことにした。
いくつかアプリがある。無料と有料と、日本だけのものと海外にも対応しているものと、区分がある。各アプリの性能の説明を大雑把に見て、おおよそ「これかな」と決めた後、Geminiに質問すると、想定の線に沿った回答が得られた。
そこでPeakFinderをインストールした。560円だった。改良版が出た場合、買い替える必要があるかもしれないものの、とりあえずは安いと思う。
早速、京都市内から見える山で試してみた。位置情報のデータが必要なので(通常はオフにしているので)オンにして。次に、地図の北と磁石の北とがズレるので、その調整が必要になる。これは、スマホの写真レンズからの情報とアプリが描く山の輪郭とを合わせることで調整できる。
以上を経て、アプリの機能が正常だと確認できた。過去の山頂からの展望写真も、その写真に位置情報が入っていれば、山の名を知ることができる。もっとも、晴れていなければ不可能だし、中途半端な晴れ方でも山の輪郭がはっきりしないので難しそうだが。
とはいえ山の新たな楽しみ方が増した。素晴らしいことである。同時に、個人にとっての地図の必要性がますます減少していく。

2025/12/06


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