川北英隆のブログ

またまた姫路方面の山歩き

先週の網干駅周辺の山歩き、時間を気にしてパスした太子町の城山が、実は重大なミスだった。というのも城山に一等三角点があると、帰宅してから記録の整理をしていて気づいた。とすれば、再チャレンジあるのみだから、またまた歩いた。ついでに法隆寺由縁の太子町も。
どう歩いたのか。まずは3週連続で山陽本線の新快速で姫路に出て、そこから普通に乗り換え、網干駅に出た。勝手知ったる壇特山東側の自転車と歩行者専用道路を、前回とは逆に北へと歩き、新幹線の線路をくぐり、すぐに東に向かった。城山と北山の2つの丘が目の前に伸びている。
城山と北山の峠に上がり、まずは踏み跡のあまり確かでない北山(138m)を往復した。
峠に戻り、城山(249.7m)に登り、一等三角点を確認した。その後、城跡を見つつ、西麓の上太田の村落に下りた。城山は登りに少し不明瞭な箇所があるものの、ハイキングコースに近い。
上太田の北側に馬山(173.9m)があるので、それを往復した。一部ルートが不明瞭ながら、なかなかいい山だった。頂上でタヌキが日向ぼっこしていた。
馬山から下り、太子町の中心部を目指した。最初は前山(86.8m)だった。道はないに等しいながら、丘なので適当に歩いた。
その後、斑鳩寺を訪ねた。「雛には稀な」と言っていいほど、さすが法隆寺関係の寺だと思えた。もっとも今の宗派は、戦国時代の戦火の後、天台宗に変わったとか。
斑鳩寺をゆっくり見て歩いた後、寺の南にある太子山と名付けられた丘(47.2m)へ舗装道路を上がり、上で展望を楽しんだ。
別ルートで丘の南側に下り、水道施設のある立岡山(104m)に上がり、同じく展望を楽しんだ。この丘からもハイキングコース的な道を南に下りたが、一部ルートの荒れ気味な箇所があった。
その後は網干駅に戻るばかりだった。「柿食えば」ではないが、収穫されない柿(多分、渋柿)がたわわに実り、奈良の生駒郡斑鳩町を歩いているような気分になった。時々走る新幹線の音が現実に引き戻してくれるのだが。
網干駅を出たのが8時15分、戻ったのが14時40分だった。その日は姫路で途中下車し、土産を買って家で食べた。
写真、上は斑鳩寺の三重塔である。下は立岡山からの斑鳩寺であり、真ん中の右に三重塔があり、その左側に寺の建物がいくつか見える。
20251217斑鳩寺三重塔.jpg

20251217斑鳩寺遠望.jpg

2025/12/17


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