
迂闊にも最近気づいたことがある。為替レートの表記の仕方である。円とドルの交換レートが150円の時、それを簡単に表現すればどう書くか。つまり「ドル円レートが150円」なのか、「円ドルレートが150円」なのか。
僕は最近まで「円ドルレート」だと思ってきた。ところが数ヶ月前、原稿を書くためにデータベースを検索していて、その見出しが「ドル円レート」および「ドル/円」と書かれているのに気づいた。
その瞬間、「間違いやろ」と思った。というのも、ガソリン1リットルが160円の時、「(ガソリンは)160円/リットル」と書く。それと同じ形式で、1ドルは150円だと書こうとすると「150円/ドル」となる。だから「ドル/円」は逆さま表記、間違いだと思い、「円ドルレート」と書いて原稿を提出した。
と、それを「誤り」ではないかと指摘する校閲者がいた。「ええっ」と思い、改めて考えたのだが、頭がこんがらがったのでGeminiに確認してみた。
すると、外国為替の世界では「りんごの値段表記と一緒」、「ドルを品物として扱っている」、それで「ドルの(円での)値段は150円」とし「ドル円レート」もしくは「ドル/円」となるのだとか。
ついでにGeminiが言うには、あたりまえだが、数式としての表記は「円/ドル」が正しいとも。以上から何となく理解したのは、為替市場はロジカルではないとのことである。
2026/01/25