川北英隆のブログ

掖上国見山

巨勢山古墳群から室の村落に下り、ついでに宮山古墳を見学した。前方後円墳であり、石室にある長持形石棺が見える。その後、古墳が点在する巨勢山丘陵の裾野を東へと歩き、日本武尊が白鳥となって飛来したという日本武尊白鳥陵に寄りつつ国見山を目指した。
国見山には一般コースを使った。日本武尊白鳥陵から北へ歩き、国見山の北側を時計回りに周り、峠を越す。すぐに掖上罐子塚(わきがみかんすづか)古墳に出るので、そこの分岐を南に折れる。分岐から国見山の登山口へは500mほどの距離である。溜池の縁を歩き林の中に入ると国見山の表示がある。それに従って南へ登ればいい。
行者堂を過ぎると山道の登りとなる。一箇所、左に折れ、尾根に取り付く箇所さえ見落とさなければ、後は植林の多い林の中の一本道である。最後に切通のような段を上がると国見山の山頂部だった。
山頂付近は樹木が伐採され、笹原になっているものの、展望はない。ベンチと三角点(229.1m、点名は原谷)に加え、神武天皇が国見をした「ほほま(嗛間)の丘」だとの石柱がある。大和(日本)があきつ(秋津、トンボ)の国と称せられるのもこの神武天皇の国見にあるのだが、実際の国見の場所は、今回登った国見山から北へ2キロほど離れた本馬山(134m)だとの説が有力だそうだ。本馬は「ほほま」に通じる。
山頂からは、少し南に進んだ後、反時計回りに下って国見神社に出た。神社から北東に歩くと原谷村落の脇を通る。JR和歌山線の掖上駅が近いものの、本数が少ない(そう思った)。そこで途中で東に折れ、近鉄吉野線の市尾駅を目指した。
途中の今住は和漢薬の村落のようで、今回歩いた中で一番立派な家が多く、(胃腸薬)三光丸の資料館もある。市尾に入って宮塚古墳に寄り、最後に行きの電車から見た墓山古墳の上から奈良県南部の山の展望を楽しんだ。
上の写真は西側から見た国見山、下は国見山の山頂である。
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20260201国見山山頂.jpg

2026/02/01


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