川北英隆のブログ

ミリアカンバ小屋へ

タンザニアは遠い。成田発、韓国経由、アジスアベバ行きであるため、仁川で1回トランジットする。エチオピアはでタンザニア行きの便に乗り換えるため、もう一度トランジットする。結局、タンザニアのキリマンジャロ空港の到着は、成田を出てから約24時間後である。
時間的にキリマンジャロ空港に着くのは昼過ぎ、当日に移動しても仕方ないので空港に近いアルーシャ郊外で1泊し、翌日、メルー山のあるアルーシャ国立公園に入った。
タンザニアの国立公園は厳然としている。公園の域内に入った瞬間、道は未舗装となる。日本の観光業者優先の制度では考えられない。
未舗装となった直後にゲートがあり、そこで入域許可をもらうのだが、時間がかかった。システムトラブルだったとのこと。時間的ゆとりは旅行者にとってチャンスだと、公園の中心に聳えるメルーを撮った。ゲートの西側に、火口壁があった。
アルーシャ国立公園に入るには通常は50ドル/人だそうだ。その他、車両代(大したことはない)、同行レンジャー代(ヒョウなどの遭遇に対応するため)、山小屋宿泊料などが加算される。Geminiに質問したところ、メルーに登るには1人当たり20万円が目安だとか。ちなみにキリマンジャロ登山はと聞いたところ、40万円はかかるとのことだった。
アルーシャ国立公園に入り、モメラゲートと呼ばれる公園の中心地に入った。標高1500m地点である。一般車両が入れるのはモメラゲートまでなので、身支度を整え、銃を持ったレンジャーを先頭に、ポーターには宿泊用などの荷物を担いでもらい、メルーを目指して西への歩きが始まる。最初は草原で、キリン、バッファロー、イボイノシシ、ヒヒなどが見らた。
すぐに森林に入り、比較的緩やかな登りとなる。一度、深い谷を橋で越え、その後は草原が点在する上りとなる。ブルーモンキー(灰色のサル)やアビシニアコロブス(白い毛と黒い地肌のサル)を見かけた。
サルオガセの類の目立つ雲霧林になり、リトルメルー(3820m)の姿が大きくなってくると、最初の宿泊地、ミリアカンバ小屋に着く。2500m地点である。この小屋が最初の宿泊地となる。
小屋には手洗い用の水があるはずだったが、乾季の終わりだったためか、皆無に近かった。トイレは手動水洗で、バケツの水をポーターが補充しているようだった。もっともボウフラの湧いている場合もありうる。
この小屋まで、公園の四駆が南側の車道から入ってくる。ミネラルウォーターが売られ、ビール(330ccが3ドル)も手に入った。宿泊用の小屋は3棟あり、それぞれ2つ2階ベッドで構成された部屋が8室あった。さらにポーター用やレンジャー用の小屋もある。小屋の食堂の横には展望台があり、メルーがよく見える。スマホの電波なども入るようだった。
ポーターが夕食と翌日の朝食を用意し、それを食堂で食べた。さらに翌日のランチボックスも用意してくれるのだが、量の多いのが(贅沢な)難点だった。
上の写真はモメラゲートを出てすぐの草原、遠くのメルー山である。最高点(ビッグメルー)は左の雲の中のピーク、右端にリトルメルーが見えている。下はミリアカンバ小屋への途中の雲霧林である。
20260223モメラゲートを出て.jpg

20260224雲霧林の中を歩く.jpg

2026/02/24


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