
オルドイニョ・レンガイが終わると、後は今回の旅行の付け足しみたいなものである。マサイのロッジでは、チェックアウトの時間が過ぎていたにもかかわらず、シャワーを使わせてもらった。昼食も前日の夕食と同じテーブルで食べた。
午後、ロッジを立ち、まずは前日に雨で見逃したナトロン湖のフラミンゴを見に行った。オルドイニョ・レンガイの火山灰が雨水に溶けて流れ込んだ、強アルカリ性の広く浅い湖で、湖の北側はケニアである。フラミンゴの餌となる藍藻(シアノバクテリア)が繁殖し、多数のフラミンゴが集まっていた。
フラミンゴ見学の後は南に走り、ンゴロンゴロ郊外、もう少し正確にはマニャラ湖の北にあるロッジ形式のホテルまで移動し、宿泊した。2011年に泊まれたンゴロンゴロの火口壁に位置するホテルは、観光客の増加で1年以上前から予約でいっぱい、かつ一番老舗のホテルが1人1泊20万円だとか。ツアーでは到底泊まれない。だから郊外のホテルで泊まるのが当然だそうだ。
翌日、ンゴロンゴロに入った。大きな火口原に火口湖があり、その水が植物を育み、草食動物の楽園になっている。当然、肉食獣も生存できる。
アルーシャと同様のゲートがある。1人・1日80ドルが入域料で、これに車両代300ドル/台が加わる。当然、運転者の代金も必要となる。だから高いサファリになるのだが、これがタンザニア経済を潤している。
ンゴロンゴロにはキリン以外のアフリカの主要な動物がいて、ライオンも普通に見られる。とはいえ、2011年当時とは比較にならないくらいにホモ・サピエンスの数が多かった。動物の数も多く、密集かつ混在しているため、大型のサファリランドの中を車で移動する感覚である(サファリランドなんて行ったことないが)。途中、トイレのある2個所の休息所以外は車から出られない。
今回は2011年当時の感動はなく、かつチーターが見られなかった。観光客が多くなりすぎ、チーターも狩りに苦労しているのだろうか。
昼食はトイレ休憩を兼ね、2011年と同じマンダサイ沼のほとりだった。午後も少し動物を見た後、同じンゴロンゴロ郊外のロッジでもう1泊した。やはり雨が降った。早い段階で雨季に入ったようだった。翌日にアルーシャを経てキリマンジャロ空港に戻った。後は往路と同様、アジスアベバ、仁川経由で成田着の帰国だった。
上の写真はナトロン湖のフラミンゴ、下は超人気のハシビロコウの仲間、アフリカハゲコウである。


2026/02/28