本当に台風がやって来て
京都の酷暑にうんざりしたため、8/8に「悪いながら京都の台風様々」と題して「この暑さを何とかしたってくれはったら、台風でも何でもよろしおまっせ」と書いた。と、本当に台風がやって来そうだ。7号である。京都の「ぶぶ漬けでもどないどすえ」を知らんのかも。
確率が高いのは、潮岬を直撃し、大阪湾に出てから若狭湾の方に抜けるコースである。
京都市内には山が少ない。東山の裾に住んでいると少し心配だが。川は鴨川くらいで、市内は扇状地の上にあり、南北に傾斜がついているから余程のことがないかぎり氾濫しない。悪いながら、桂川はわが家と関係ない。
わが家は安心なのだが、心配事もある。それは今回の台風のコースが2018年9月4日に上陸した台風21号に近いことである。この21号のコースをアップしておく（気象庁のデータ）。この台風により、京都から滋賀にかけての山は倒木だらけになった。大文字山でさえ歩けなくなった。当時の記録は「ワイルドな大文字山登山」にある。
もっとも21号と比べ、今回の台風には救いがいくつかある。
1つには、勢力がそれほど強くない。予報によると970hPa程度の気圧で上陸しそうだ。21号は950hPaと非常に強かった。
2つに、最初に潮岬というか紀伊山地にぶつかる。21号は四国の東端をかすめながらほぼ直接大阪の西側に上陸した。だから強い勢力のまま大阪、京都、滋賀を襲った。
3つに、今の予想では六甲山にもぶつかりそうで、その付近から北にコースを変える。京都近辺の山歩きという意味では、21号ほど最悪のコースではないだろう。
とはいえ以上はまだ予報の段階である。蓋を開けてみないとと言うか、明日の朝方上陸するから、夜が明けてみないと、「ぶぶ漬けでもどないどすえ」の意味をどの程度理解しているのかが判明しない。
2023/08/14
