川北英隆のブログ

株式市場での大罪は不問なのか

かつて同志社や京大で、大学1年生向けの初年度ゼミを担当させられていたことがあった。「今の高校はどうなってるんや」と思う一方で、1年生には「常識を疑うこと」を教えないといけないと思っていた。・・・

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2017/09/30

CAPMは水戸黄門の印籠

ポートフォリオ理論の中で有名なCAPM(Capital Asset Pricing Model)について、そんなものをいまだに神棚に祭り上げ、拝んでいるヤツの気が知れないと、友人Oが息巻いていた。・・・

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2017/09/30

司馬遼太郎の沖縄と先島

司馬遼太郎の壱岐と対馬(街道をゆくシリーズ)を読んだ続きとして、沖縄と先島を読んだ。感想は、壱岐と対馬の方がはるかに面白かった。多分、沖縄について、こちらもある程度の知識があるからだろう。・・・

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2017/09/29

今の男企業をどう評価するか

昨日、幽霊は出てこなかった。今となっては残念なような。それはともかく、昨日のセミナーの議論で一番印象に残ったのが、依然として男中心の日本企業を、女性がどのように観察し、評価しているのかだった。・・・

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2017/09/27

今日は女性デーで

今日、東京の京大オフィスを使ってセミナーを開催した。企業のガバナンスをテーマとし、講演とパネルで構成した。誰を呼ぼうか、共同主催者である「あすかアセット」グループと春頃から打ち合わせをし、川本裕子氏と高山与志子氏にした(知り合った順)。・・・

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2017/09/26

武蔵境の焼き肉屋「とき」

今日、吉田類の酒場放浪記を見ていたら、武蔵境が登場した。2015年だったか、その再放送である。飲みに入ったのが境の南口、中央線沿いの飲み屋街だった。ここで、「ええっ」とにわかに話題が盛り上がった。・・・

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2017/09/25

家計簿アプリの不思議

以前から少し気になっていたのが表題の家計簿アプリである。「何日までに加入すると家計簿アプリがもらえる」という類いの宣伝を見るたびに、「何でそんなんが欲しいのや」と思っていた。・・・

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2017/09/24

対馬について調べる

調べるというほど大袈裟ではないものの、司馬遼太郎「街道をゆく」シリーズの壱岐・対馬を読んだ。さすが司馬遷をもじった作家だけあり、勉強になる。知らなかったことも多かった。・・・

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2017/09/23

株式に投資するなら海外も見て

つい先日、日本に投資するのがいいのか、アメリカやヨーロッパがいいのかを比較した。表がその結果である。事前に予想したように、日本株に疑問が付いた。・・・

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2017/09/22

北の将軍と個人資産

8/10に書いたことの続きである。北の将軍が破れかぶれになったり、アメリカの大将が切れたりしたらどうなるのか。これは、欧米の金融機関が本気で考えているリスクとのこと。そう聞いた。・・・

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2017/09/21

愛国主義者から日本へ注文

僕は愛国主義者である。日本しか、美味い食べ物からして生きられる土地がない。もっというと関西だろうか。だから、日本が素晴らしい国になるようにと願っている。現実は、今の日本で大丈夫なのか。この信念をベースにいろいろと書いてきた。・・・

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2017/09/20

大文字山のマムシ

今日、研究室で仕事をして、大文字山を越えて帰った。行きは鴨川を歩いた。いよいよ秋だと思う。歩かないと見えないことがある。強制的に?歩かされるのもいいのかなと思う。・・・

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2017/09/19

台風一過に思う

怒られるのだろうが、最近の天災の襲来に対する騒ぎ方は異常だと思う。昨日の台風、どう考えても(考えるまでもなくか)、子供の頃の第二室戸台風の比ではない。可愛い台風と言えるだろう。・・・

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2017/09/18

村上は三面川の本物の鮭

昨日、村上市へのふるさと納税の鮭のことを書いた。と、今日の日経朝刊の最終面、三越の広告だったか、鮭の大きな写真があった。広告の文面を読むだところ、三面川の鮭らしい。・・・

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2017/09/17

ムンクの叫び空

一昨日、台風の影響がかすかに出ていた日の夕方、夕焼けが美しかった。普通の夕焼けでない。ただ者ではないと言うべきか。その写真をアップしておきたい。・・・

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2017/09/16

ふるさと納税の塩鮭の評価

ふるさと納税のきっかけとなった新潟県村上市は三面川の塩鮭、送られてきた。その鮭だが、イメージしていたのと、正確には今年の冬に買って食べていたのとは異なっていた。・・・

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2017/09/16

他人と違ったことをやろう

最近ますます思うのは、他人と同じことをして何が面白いのか、世の中のためになるのか、そんなので儲かるのか、そういう類のことである。食べ物も同じ、感動するはずがない。・・・

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2017/09/14

今の日本の社長は昔の係長か

昨日、買い物に対するポイントへの執念が少し変だと書いた。イメージするに、コマセに群がる魚のようだ。そんなコマセを巻く企業に対しては、「どうせなら値引けや」と思う。日本を堕落させた真因は、企業が意地汚く、商売の本質を考えてないからだと思う。・・・

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2017/09/13

ポイントへの執念に笑って

いつも感心するというか思わず笑ってしまうのが、日経の土曜版に掲載されているポイント獲得術である。「へえー」と思い、ちらっと読んでは、「しんどいねぇ」と思う。・・・

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2017/09/12

個人情報に見る日中の差異

先日、アリペイ(Alipay=支付宝)の話を聞いた。アリペイとは、中国のネット取引大手、アリババが運営する決済サービスである。買い物などの代金支払いシステムとして、中国で急速に普及し、一般的となった。同時に、裏の顔も凄い。・・・

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2017/09/11

やっぱり公的年金は信頼できず

毎年この時期は扶養親族の申請時期である。公的年金(日本年金機構)からも提出依頼がある。この提出依頼で思うのは、システムの不完全さと、一連の手続き不親切さである。・・・

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2017/09/10

日本価値創造ERM学会の出版

日本価値創造ERM学会という、ある意味マニアックな学会がある。昨年まで、その会長を務めていた。初代が刈屋武昭氏、次が僕で、現在は加藤康之氏である。この学会、昨年が創立10周年だった。その記念にシンポジウムを開催し、出版した。・・・

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2017/09/10

重陽の節句の菊酒

昨日、東京に出たついでに、バミューダから日本に戻っていたET君と夕方に会った。場所は贔屓にしている神田明神下の左々舎である。この季節の料理は鱧である。・・・

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2017/09/09

蔓延する超保守主義の咎め

いつも思っているのは、日本社会が規律にうるさすぎることである。それも、しょうもなく細かな規則である。海外の事情は後で書くにしても、日本のように箸の上げ下ろしまで縛ろうとする社会に何の未来があるのかと思う。・・・

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2017/09/08

本を読まないことの勧め

天邪鬼だから、「本をたくさん読んで偉くなった」との記事というか宣伝を見るにつけ、「ほんまはそやないやろ」と思ってしまう。言い方を変えると、本を読んで偉くなったのではなく、本を読むのが彼らの方法論だった。・・・

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2017/09/06

ふるさと納税再考-2

友人に「ふるさと納税で名産品を食べたで」と話をしたところ、早速カミさんに欲しい物をリストアップさせたとのこと。でも、「リストにあるのは知らん市町村ばっかしで、納税するのに気が引ける」とのことだった。・・・

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2017/09/05

バヌアツは世界一幸せな国か

もう1つ忘れていたのが(よう忘れるな)、「世界一幸せな国、バヌアツ」の評価である。結論は、世界一かどうかはともかく、幸せな国であるのは確かなようだ。ただし、「今は」との条件が付く。・・・

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2017/09/05

バヌアツのカヴァを忘れて

バヌアツの記録を書き終えたはずだったのに、忘れたことがあることに気づいた。飲み物のことである。バヌアツで特徴的な飲み物にカヴァ(kava)がある。車で走ると、よくこの綴りの看板を見かける。・・・

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2017/09/04

iDeCoの制度は大いに得

今年1月から個人型確定拠出年金制度が新しくなり、iDeCoとの愛称が付けられた。基本的に20歳以上60歳未満の全ての日本在住者が加入できるとのこと。僕には関係ない。・・・

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2017/09/03

老人が働けることは幸せなのか

そう問われると、「個人の自由」と答えざるを得ない。働きたい場合もあるだろうし、早く仕事から離れたい場合もあるだろう。この問題を僕より少し若い友人Oと話していると、「早期退職制度とセットで」と言う。・・・

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2017/09/01


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